別館「今夜もここにゲイがいる。」

Podcast「今夜もここにゲイがいる。」配信者コーギィによる旅行記とか。脳のリハビリ目的で文章を書きます。

2019/03/04〜03/19ポルトガル・スペイン旅③リスボン近郊のベレン観光

前回はこちら↓

japancorgay.hatenablog.com

 

泊まっている宿のキッチンからの朝の眺めです。

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キッチンの窓からの眺め。リスボンの屋根の色が印象的。

2019年3月6日、曇り空からのスタートです。

 

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後からわかったがリスボン市内でも移民の多いエリアだったらしい。

 

宿の目の前にあるパン屋さんみたいなところに、イートインスペースみたいなのがあったのでそこで朝ごはんにパンとコーヒーを頼みました。

 

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カフェオレ的なガラオン(Galão)。ホットでもガラスコップで出る。

ポルトガル語でコーヒーやカフェオレを表す言い方がたくさんあるのです。

ミルクとコーヒーが半々くらいのものをMeia de Leite。ミルクの割合が多めのがGalão。

その他、カプチーノなどよく見るものもたくさんあります。

 

どうやら私が滞在している宿のあるエリア、そしてその宿の目の前にあるこのパン屋があるエリアは移民が多いエリアらしく、英語が通じる人があまりいませんでした。このお店もポルトガルオンリー、注文に苦戦しました。指差しと勘。しかもローカルな店だったらしく支払いもカード払い不可。現金のみでした。

 

今後の旅を続けていくうちに、ポルトガルではクレジットカード払いができない場所が多いことに気づくのですが、これには多少困りました。なぜか私、このスペインポルトガル周遊のパッカー旅行で現金を2万円くらいしかもってきてなかったのです。ヨーロッパの国なので、カード払いで大体のところはイケると思っていたのでうかつでした。

 

 

さて、こちらがリスボン市内の路線図です。

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リスボン市内の路線図。

右上の青丸が、私の宿の最寄り駅です。その2つ左となりの駅にAeroportoという文字がみえますでしょうか。こちらが空港駅です。

そして左下の青丸、ベレン(Belem)というところを今日は目指します。

ベレンには観光スポットが集まっているらしく、それらをみた後にリスボン市内を歩いてみて回る日に決めました。

ベレンに行くためには、上の路線図の緑色路線の最終駅Cais do Sodre駅から近郊列車に乗り換えます。こちらの路線図です。

 

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リスボン近郊へ行く列車の路線図。

中央下の方に先ほどのCais do Sodre駅があるのが見えますでしょうか。ここが大きな中継地点となる駅です。

 

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リスボン市内から近郊の街まで行ける列車。落書きだらけ。

 

では、まずはこちらの列車でベレンへと向かいます。

 

  

 ベレン駅、およびそのあたり、ベレンエリアはテージョ川という大きな川に面している場所です。

 

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テージョ川沿いを進む。川幅が広すぎて海のよう。

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こんなんもう海では。くらいの川幅。

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ベレンのあちこちに乗り捨てられているレンタルキックボード、かわいそう

 

 

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ベレンの船着場。晴れてきました。

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こんなとこにも世界のヤマハ

 

 

 

そうしてベレン駅を降りて、テージョ川沿いを歩いていると、ひとつめの観光スポットにたどり着きました。「発見のモニュメント」です。

 

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発見のモニュメント

ポルトガルといえば大航海時代、栄華を誇った国です。

その中でも有名な偉人、エンリケ航海王子の死後500年を記念して建てられたのが発見のモニュメントです。先頭に立っているのが王子ですね。その後ろには探検家や研究者など各偉人たちが列をなしています。有名なヴァスコ・ダ・ガマや、マゼランもいます。

 

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発見のモニュメントの反対側。

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テージョ川と発見のモニュメント

 

 

発見のモニュメントの一体は広場になっていて、足元には大理石で作られた世界地図が広がっています。ポルトガルの航海が各国に到着した年が共に刻まれています。

 

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世界地図のなかの日本。1541年にポルトガルが日本に到達したという記録。

日本もありました。

 

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謎の生き物もいる地図。

 

発見のモニュメントは内部にエレベーターがあって、上に登れるようになっているそうです。テージョ川がやや高い位置から見渡せます。

 

発見のモニュメントをあとにしたら、引き続きテージョ川沿いを進みます。

 

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テージョ川と晴れた空。

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カモメ?

発見のモニュメントのすぐそばに、次の観光スポットがあります。今度は世界遺産です。

世界遺産の「ベレンの塔」です。

 

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ベレンの塔

 

 

のちに向かうジェロニモ修道院と時を同じくして設立されて、世界遺産にも登録されています。もともとベレンの塔テージョ川の河口を監視する要塞としての機能もあったとか。

 

世界各地を探検し、開拓していった豊かだったころのポルトガルの、大航海時代の残り香が感じられる建築物でした。

今ではポルトガルは若者の失業率も高く、観光産業も伸び悩んでいるんだとか...確かに他のヨーロッパの国々と比べて影が薄い国ですよね。

 

さて、ジェロニモ修道院に行く前に昼食を済ませることにしました。

 

 

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発見のモニュメントが見える川沿いのダイナー的な食堂を発見。

さきほど発見のモニュメントを見に行く前に目をつけておいた(クレジットカード払いできますとサインがあった)食堂にきました。

 

 

こちらです。googleマップ情報によるとコロナ渦でも閉業してませんね。

 

 

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ケールとカボチャのスープとフライドポテト(チップス)

メニューを見ても何がなんやらでよくわからなかったので、本日のスープ、と書いてあるものとフライドポテトを頼んだら二人分くらいの量のものがでてきて慄きました。味は美味しかったです。

 

テージョ川の水面が光っているのも見えて、気持ちの良い風も吹き抜けて、店員さんも英語が通じて感じの良いおじさまで、良い場所でした。

 

良い場所だったので食後にコーヒーも頼みました。

 

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頼んだコーヒーとおまけでつけてくれたお菓子、パステル・デ・ナタ(エッグタルト)

ベレンパステル・デ・ナタという焼き菓子でも有名です。いわゆるエッグタルトで、カスタードクリームのパイのようなお菓子です。

 

コーヒーを頼むときに、店内のカウンターの上にそのパステル・デ・ナタらしきものが陳列されているのが見えて、あれも追加でお願いします、と注文しました。

すると、「あのお菓子は僕のおやつ用だからサービスするよ。」と言って、店員さんが無料でサービスしてくれました。

 

予期せぬキュンとくるモーメントでした。

 

ベレンのなかでもパステル・デ・ナタで有名なお店が一軒あって、そこにも後で寄ろうとしていたのですが、毎朝その店から買ってきているものらしく、偶然にもその店の逸品を予期せぬ形で味わうことができました。

どうしてあのおじさまは私にサービスしてくれたのでしょう。ひとりで旅してひとりで飯食ってるアジア人が物珍しかったのでしょうか。笑顔の素敵なおじさんでした。

 

 

 

 

腹と心が満ち足りたところで、ジェロニモ修道院へと向かいました。

テージョ川沿いから歩いてすぐの場所にありますのでアクセスは楽です。

 

 

 

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ジェロニモ修道院外観

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ジェロニモ修道院外観

一緒に写っている人の大きさから、その建物の大きさがうかがえますでしょうか。

 

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寄りで見るジェロニモ修道院外観

 

 

ジェロニモ修道院は、さきほどのベレンの塔と同じく、マヌエル1世さんが作らせました。

ポルトガル初の海外進出を果たしたエンリケ航海皇子や、インド航路を発見したヴァスコ・ダ・ガマなどの功績を称えるために作られました。

 

細かな装飾はマヌエル様式と呼ばれる、ポルトガル独自のものです。ロープやサンゴなど航海に関するものや、諸国の動植物などをモチーフにした彫り物が特徴的です。

 

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タツノオトシゴ?ドラゴン?なんのモチーフでしょう。院内装飾の一部。

そんなマヌエル様式を最大限に生かした名所が回廊です。

 

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色の種類は多くないのになぜか彩色豊かに感じられる回廊。

ひとがいないときを狙ってこの写真を撮りましたが、世界遺産の割には、ものすごく混雑しているわけではありませんでした。

 

この回廊が囲んでいるのが中庭です。中庭では、真っ白いワンピースのスカートをふくらませながら、自撮り棒を持って自分を撮影しながらその場で回転している女性がいて印象的でした。

 

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ジェロニモ修道院の中庭

礼拝堂内部にも入っていきましょう。

 

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礼拝堂内部。

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見上げればマヌエル様式の天井

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ステンドグラス

礼拝堂内に少し高くなっている場所があったので上ってみました。

 

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キリストとパシャる観光客たち

いつも思いますが、はりつけにされているキリスト像を写真にとる、というのはどういう心理なんでしょう。

 

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上から見渡す礼拝堂全体。

 

世界遺産で観光の名所としても有名なはずなのに、そこまで人混みがひどくなくて快適でした。

 

 

発見のモニュメント、ベレンの塔、そしてジェロニモ修道院ベレン3大名所を堪能したあと、この日はリスボン市内に戻って、リスボンの街並みを観光しました。

 

が、記事が長くなってきて写真も増えてきたので今回は一旦ここで締めることにします。

 

それでは最後に。

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落書き。frango

Frangoとはポルトガル語でオカマ、とかホモ野郎とかそういう意味のスラングだったはずです確か。

 

 

 

違うかもしれない。

 

 

 

つづく